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阪急8300系の件を拙い会計知識で妄想してみるテスト

阪急8300系といえば鉄ヲタな人なら「京都線走ってる車両だろ?」ぐらいは即回答できるだろうし、さらに事情通ならケイマン諸島にある企業に売られたあれだろ?という(下記PDF参照)知識も出てくるはずである。

http://web.archive.org/web/20030918020813/www.hankyu.co.jp/ir/data/200203291N3.pdf

※PDFの内容を要約

阪急電鉄は平成14年3月29日に8300系84両(簿価27億近く)を102億近くでケイマン諸島にあるS&H Railway社に売却したうえで同社からリースを受けて使用している。

 

8300系車両を阪急電鉄が使用している、という実態はなんらかわりない。が、帳簿上何が起きたかを考えるのはちょっと楽しいと思った。

 

以下、完全に妄想です。事実とは異なる可能性が高いです。

 

<車両売却前の阪急の貸借対照表(B/S)の一部>

 資産の部

  某社あて債権 75億

  8300系    27億

<車両売却の仕訳>

 未収金 102億 / 8300系  27億

          / 売却益   75億

<某社への債権を放棄する仕訳>

 貸倒償却 75億 / 某社あて債権 75億

 

しれっと書いた<某社への債権を放棄する仕訳>で発生する貸倒償却を業績に反映させないがための75億の利益を得るために8300系は売られた。

 

<車両売却後の阪急の貸借対照表(B/S)の一部>

 資産の部

  未収金 102億

<車両売却後の阪急の損益計算書(P/L)の一部>

 特別利益

  売却益 75億

 特別損失

  貸倒償却 75億

<S&H Railwayの貸借対照表の一部>

 資産の部

  8300系 102億

 負債の部

  未払金  102億

 

8300系簿価と某社あて債権が未収金に化けました。

阪急の損益計算書上の利益は不変です。

8300系の簿価が27億から102億へと跳ね上がっています。